事故ゼロの未来を目指す、交通社会の守り手。
交通部は、道路を利用するすべての人が安全に通行できるよう、交通事故の防止を目的とした様々な業務を行っています。交通指導・取締りをはじめ、信号機や道路標識などの交通安全施設の整備、通学路の安全対策、交通安全教室の実施など、日常生活に密接した活動が中心です。地域の特性や交通状況に応じた対策を講じることで、事故の未然防止を図っています。一つ一つの地道な取り組みが、多くの命を守り、安心して暮らせるまちづくりを支える、やりがいのある仕事です。
交通事故・交通安全情報の発信
交通企画課では、ホームページの「交通事故マップ」やアプリ「まもるナビ」、報道機関とのオンラインニュースなどの様々な媒体で、交通事故の発生状況や交通安全情報をタイムリーに発信するとともに、関係機関・団体と「人の輪作戦」や「交通茶屋」などのキャンペーンを実施し、県民の交通安全の意識を高める取組を推進しています。
交通安全教育の推進
交通企画課では、学校、企業、高齢者施設などの様々な県民に対し、年齢・職業・通行態様等に応じて、交通事故を疑似体験できる各種シミュレータを用いた参加・体験・実践型の交通安全教育を推進しています。
前見て!運転プロジェクト
交通企画課では、交通事故分析に基づく様々な交通事故抑止対策に取り組んでおり、車線逸脱や正面衝突など、しっかり前を見ていれば防ぐことができた可能性が高い事故が多発していることから、「前方注視の徹底(前見て!)」を広く呼びかけるとともに、携帯電話の使用などの悪質・危険な違反の検挙を強化しています。
「大人も手を上げよう」運動
交通企画課では、令和4年から、横断歩道上における歩行者の交通事故を防止するため、歩行者からドライバーに横断の意思を伝える「大人も手を上げよう運動」を推進しています。毎年実施するJAFの横断歩道停止率調査では、令和7年は停止率が66.7%と、運動開始の令和4年と比較して13.7%上昇していることから、さらなる停止率の向上に繋がる取組を推進しています。
自転車と電動モビリティの交通対策
"交通指導課では、自転車への交通反則通告制度(青切符)の適用や、自転車の安全利用をより推進するため、自転車の交通対策を任務とする部隊「愛媛県警察バイシクルユニット」が指導取締りや多くのイベントに参加し活動しています。
また、近年、急速に普及した電動モビリティの交通問題に適切に対応するため、専門知識を有した「自転車・モビリティ対策係」が、関係機関や販売店などに対する教養・協議等を通じて、電動モビリティの交通安全対策を推進しています。"
交通鑑識係の活動
交通指導課では、交通鑑識係が、重大な交通事故や原因が不明な交通事故の現場に早期に臨場し、綿密な現場観察によって発見した細かな痕跡から、交通事故の状況を明らかにしています。
県民を交通事故から守るための交通規制
交通規制課では、県民の皆様を交通事故から守るための交通規制を実施しています。スピードが出やすい道路では、スピードを抑制するために速度規制を行ったり、交差点では一時停止の規制、カーブの多い道路でははみ出し禁止などの交通規制を実施しています。危険個所の現場確認から規制標識などの設置工事を行うための設計も行うなど、やりがいのある仕事を行っています。
交通を整理・規制する交通安全施設の整備『適切な場所に・適切な意味で・適正な動作を!!』
道路を利用するすべての人が目にする信号機や道路標識といった交通安全施設。適切な場所に適切な意味の交通安全施設を設置し、それが適正に動作していなければ、交通秩序は守られず、かえって事故を誘発し、交通の混乱をきたします。交通規制課では、県内の道路状況・交通状況を踏まえて交通安全施設の維持管理を目的として活動したり、交通渋滞が発生しないよう交通の流れをコントロールしています。
運転免許に関する各種手続き
愛媛県では、約89万人が運転免許証を保有しており、そのうち毎年、約11万人が運転免許更新、再交付、記載事項変更届などの各種手続きのため運転免許センターに来庁しています。運転免許課では、様々な年齢層の方に対し、丁寧で分かりやすい説明を心掛けるとともに、免許情報を適正に管理し、県民の皆さんが円滑に運転免許の各種手続きができるように取り組んでいます。
運転免許に関する安全運転相談
運転免許課では、病気や身体の障がいなど健康面に不安等を抱える方に対する安全運転相談を行っています。障がいのある方に対しては自動車運転シュミレーター等で検査を行い、条件付与による運転の可能性を判断することで、病気等を有する方であっても憂いなく運転を継続できるよう助言するなど、道路交通の安全を確保する業務を行っています。
運転免許の取得試験
運転免許課では、教習所を卒業した方が受ける運転免許の学科試験のほか、全ての免許種別に係る技能試験車を整備して、技能試験を実施しています。また、近年入国が増加している外国人の外国免許の切替え手続きなど、様々な国の運転免許に対応する業務も行っています。
運転免許に関する各種講習(高齢者講習・行政処分者講習等)
運転免許課では、70歳以上の高齢ドライバーの運転免許更新に必要な高齢者講習等を実施して、多発傾向にある高齢ドライバーによる交通事故の防止に努めています。また、交通違反や交通事故を起こした運転者に対しては、運転免許の行政処分に関する審査のほか、停止・取消処分等の対象者に対する講習を実施し、将来における道路交通の安全を確保するよう取り組んでいます。
マイナ免許証制度
運転免許課では、令和7年3月からスタートしたマイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」制度に、適切かつ円滑に対応するよう取り組んでいます。「マイナ免許証」を希望する方のマイナンバーカードに、運転免許の情報を記録するほか、運転免許証の持ち方(3パターン)の変更に対する手続きも行っています。
マラソンや駅伝の先導走行
交通機動隊では、白バイによるマラソンや駅伝大会の先導も重要な任務の1つです。選手や沿道で応援する観客の安全を守りながら大会全体を支えます。高度な運転技術だけでなく、周囲を読む判断力や責任感が求められる仕事です。多くの人の努力や感動を支える、やりがいのある業務です。
大規模災害発生に備える訓練
交通機動隊では、大規模災害に備え、普段からオフロードバイクによる厳しい訓練を重ねています。悪路走行や状況判断を想定した実践的な訓練を通じ、災害発生時には即座に現場へ向かい、正確な情報収集を行います。日々の継続的な訓練が、人命救助や迅速な復旧活動を支える力となっています。
全国交通安全運動における出動式
交通機動隊では、春や秋の全国交通安全運動の実施に伴い、白バイやパトカーを一堂に集めた出動式を行います。職員の交通安全への取組に対する士気を高めるとともに、県民に向けて交通安全への強いメッセージを発信する重要な機会となっています。
機動力を発揮した交通指導取締り
交通機動隊業務の主軸となるのが、白バイによる機動力を発揮した交通指導取締りです。重大事故につながる危険な違反を看過することなく、指導取締りを行うことで、県内の交通秩序と県民の尊い人命を守ります。高い判断力と責任感が求められる現場での活動は、事故を未然に防ぐ最前線の業務です。
白バイ特別訓練員(通称:トクレン)
交通機動隊では、特に運転技術が優れた白バイ隊員を「白バイ特別訓練員(通称:トクレン)」に指名しています。トクレンは例年10月に開催となる「全国白バイ安全運転競技大会」での上位入賞を目指し、日々、厳しい訓練を重ねています。令和4年大会では、「個人総合の部」で全国1位となる隊員を輩出するなど、全国でも強豪県として知られています。
高速道路交通警察隊の活動
高速道路交通警察隊は、高速道路における交通の安全と円滑を実現するため、高速道路における交通事故防止対策、交通指導取締り、交通事故・事件の捜査、交通規制などを任務として活動しています。三つの小隊が三交替制で24時間勤務をしており、日夜発生する高速道路での交通事故や落下物、歩行者等の立入りや逆走事案などに即時対応し、全隊員が一丸となって高速道路の安全を守っています。
高速道路における交通事故防止対策(広報啓発活動)
高速道路交通警察隊は、愛媛県高速道路交通安全協議会、国土交通省、西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)、本州四国連絡道高速道路株式会社(JB本四高速)などの関係機関と協力して、高速道路における交通事故を防止するための広報啓発活動を行っています。高速道路の利用者に対して、タイヤの空気圧やガソリン残量などの車両点検、すべての席でのシートベルトの着用、安全速度を守ることや車間距離を十分にとることなどの安全運転について呼び掛けたり、逆走を防ぐために注意すべきポイントを説明するなど、交通事故を起こさせないための活動をしています。